実現イメージビデオ
超臨場感テレワークの将来像を実現イメージビデオで紹介します.センターオフィス,サテライトオフィスの2つの拠点に分かれてシステム開発を行なっているというシチュエーションになります.
上記実現イメージビデオのシナリオを紹介します.
---- 序 ----
午前中の喧騒が過ぎ去った昼下がり,タクヤはようやくPCに向かって昨日の続きのシステム開発を始めた.
タイルドディスプレイによるセンタオフィスの状況提示少し離れたところにタイルドディスプレイが置かれており,センタオフィスの全景が映されている.タイルドディスプレイには伝言メモやセンタオフィスの状況(メンバーの割り込み許容度など)も表示されており,業務の合間に眺めるのが当たり前になっている.遠隔地の音もタイルドディスプレイの近くのスピーカから流れており,離れていると会話内容までは聞き取れないが,誰が会話しているかなど雰囲気は伝わるようになっている.
コーディングをしていると,センタオフィスの方から自分の担当したモジュールの名前が聞こえる.「・・・ビデオコーデック・・・」
誰だろうとタイルドディスプレイを見ると,右側で立ち話が,左側で上司が電話をしている姿が見える.
センタオフィスへのアクセス気になるので上司に近付いてみることにする.手元にあるコミュニケーション端末を操作すると,だんだんと上司の姿が大きくなり,話し声も明瞭に聞こえるようになってくる.
---- シーン2:しばらく上司の様子を伺う ----
割込み許容度の表示電話の終わった上司から,A 社のカメラを認識しないというクレームだと聞かされる.「キャプチャ廻りだとユミ先輩に相談するのがいいな.」
状況をみようとタイルドディスプレイでユミ先輩の姿を探すと,はっきりとは見えないが脇目もふらず何か打ち込んでいる様子で,割込み許容度“0”の表示がされている.
秘書エージェント先輩の秘書エージェントに会話要求を伝え,しばらく自分で調べることにする.
---- シーン3:10分後 ----
タイルドディスプレイにコード表示人が近付く気配を感じたかと思うと,ユミ先輩の顔がコミュニケーション端末のディスプレイに映った.先のクレームを伝えたところ,一緒にコードをチェックすることになり,タイルドディスプレイの前に移動する.
タイルドディスプレイ上で指差しタイルドディスプレイにコードを表示させて見てもらう.コードを表示するウィンドウは両者から見やすいように傾けて配置され,注目している場所がお互いに分かりやすいようになっている.
しばらくすると・・・
「この部分じゃない?」 指先を追うと,確かに問題の原因とおもわれる部分がある.
「ありがとうございます.助かりました.」