終了したプロジェクト

    • 以下のプロジェクトは完了しましたが,開発した技術やノウハウの技術供与は随時受け付けています.開発した技術をベースとした共同研究も歓迎です.以下のビデオや対外発表一覧にある論文等に興味を持っていただいた方は,ページ右上の「お問い合わせ」から御連絡下さい.

    • パーソナルアバタ作成システム

      知らない人ならいざしらず,仲間達とのおしゃべりの時には,アバタにもその人らしさが反映されて欲しい.そういう人たちのために,「その人らしさ」を残しながらも,アニメのキャラクタのように「好感度の高い」デフォルメアバタを,実際の顔形状から自動的に生成するシステムの研究をおこないました.
      (ビデオ:アバタエディタ(1.7MB),デフォルメアバタ(4.4MB))


    • 共有VR空間音声チャットにおける音声を用いた視線・表情・動作の制御

      音声チャットでカメラを使うのは嫌,アバタはそういう人の代理を手軽に勤めてくれますが,手動で操作するのは面倒ですね.そこで,会話音声の韻律情報から会話の活性度を推定する研究や,人間の行動モデルに基づき,会話音声に併せて視線や表情そして動作を自動的に制御する研究をおこないました.
      (視線制御(20.7MB),視線制御2(32MB),表情制御(18MB),強調動作(5.5MB),全体(5.5MB)),共有VR空間関連研究紹介ビデオ(39MB)
      共有VR空間でのコミュニケーション支援(ヒューマンインタフェース学会共生システム専門研究会第1回研究談話会講演資料2007.6.23)(PDF5.6MB)


    • 足踏み式空間移動インタフェースWARPとネットワーク共有VR空間歩行

      VR空間を歩きたい,それを手軽に実現するデバイスがWARPです.足踏み動作を利用した直感的なインタフェース方式で,遅延の無い速度制御を実現します.コードレス化に加えて方向転換,バック,ジャンプなども実現し,実用性の高いものになりました(特許取得).
      (初期型(6.6MB) 共有VR空間歩行(6.0MB) 方向転換機能付(5.0MB) ワイヤレス加速度センサ型(6.0MB))


    • 状況を反映した会話調停エージェント

      遠隔での共同作業者や友人に,ちょっと聞きたいと思っても仕事や作業を邪魔する可能性があるので,話しかけを躊躇することがありませんか.そこで,推定した遠隔ユーザの状況に応じて,優秀な秘書のように,電話やメール,チャットなどの中から最適な方法を選んで,適切なタイミングで話しかける会話調停エージェントの研究を行いました.

        

    • 部屋の雰囲気の推定

      今,電話をかけようと思っている相手が集中していないことがわかっても,廻りの人たちが集中していたら,ちょっと躊躇しますよね.そこで,個人の割り込み許容度だけでなく,「今,部屋に入っていっても大丈夫か」といった部屋全体の雰囲気を画像や音から推定する研究を行いました.



    • 触れる3Dテレビ

      ただ眺めるだけでなく,テレビの中の物体に触れてみたいと思ったことはありませんか.そこで,3D物体との衝突を検出し,振動を使って手や指に感覚提示する研究を行っています.いつかは目をつぶっていても形がわかるテレビが実現するかもしれません.


    • ネットワークを介した遠隔硬さ感覚の共有

      見た目だけではモノの感触はわかりません.そこで,持ったときの柔らかさをパラメ-タ化して伝送し,受信側では反力や接触面積を制御することで表現する研究です.
      (ビデオ (5.1MB))


    • 接触面積制御による仮想物体の柔らかさ提示

      モノの柔らかさは,触れたときの反力だけではなくて,指先の埋没による接触面積の変化も大きく関係していることがこれまでの研究でわかったので,指に触れる部分の接触面積だけを制御して柔らかさを提示するデバイスです.
      (ビデオ (device: 5.4MB)) (demo: 4.3MB) (最新型: 5.1MB))


    • 小型かな文字入力デバイスと目立たない外部知アクセスシステムI-KAS

      ユビキタス情報環境も,マナーや習慣を考えると,いつもどこでも使えるとは限りません.そこで,人から見られず,自分も見ないで使える小型かな文字入力デバイスと情報アクセスシステムの開発をおこないました.


    • VR環境を利用した物体運動予測能力の分析

      スポーツには認知・予測や運動制御といった様々な要素がありますが,VRは自由自在に環境を操作することが可能なので,このような各要素能力の精密な分析や訓練に利用できる可能性があります.これまでに人間の物体運動予測能力に関する新しい実験結果が発見され,その原因を解明しました.


    • 手のモデルを利用した指先位置のカメラトラッキング

      バーチャルリアリティでは,指先のトラッキング技術は欠かせません.カメラを使った方法はコードが不要なので手軽に利用できる反面,マーカの隠れが大きな問題になります.そこで,人間の把持動作をモデル化することで隠れたマーカの推定を試みました.


    • 共有VR空間でのグループワークトレーニング

      様々な企業で協力して共同作業をおこなうための基礎トレーニングが行われています.そこで,協調して共同作業をおこなうためのグループワークトレーニングを,効果的に行うための遠隔共同作業システムと,作業の自動分析に関する研究をおこないました.


    • 広視野立体映像による移動感と酔いの解析

      より高いリアリティには大きなスクリーンでの広視野映像や立体視が効果的ですが,同時にVR酔いの原因にもなります.そこで,「臨場感の増強」と「酔いの軽減」の両立をめざし,大型スクリーンを用いた移動感覚や酔いの研究を実施しました.
      (ビデオ(4.9MB))


    • 義足ソケットの自動形状調節システムの開発

      義足の形状を自動的に調整することで,通常は調整に1ヶ月かかる義足の製作を1日でおこなうシステムの開発にも取り組み,実用的なシステムを実現しました(特許出願).


  • 機能的電気刺激 (FES)による麻痺患者の運動機能再建

    交通事故などで脊髄が損傷されると,手足の筋肉を自分の意志で動かすことができなくなります.このような人の手足の筋肉を,電気的に制御して動作をおこなう機能的電気刺激(FES)の研究に取り組んできました.
    (健常者デモビデオ1(8.3MB) , 2(8.7MB))